2012.05.08
音楽という漢字の意味
『音楽』という漢字が以前から気になっていたので調べてみました。
普通に考えて『音を楽しむ』という意味かと思われます。
でも、『音』という漢字が付く熟語と『楽』という漢字が付く熟語は
音楽に関する言葉では『楽』の方が多いような気がします。
で、『楽』という漢字は「たのしい」とか「らく」という意味が一般的です。
どうして音楽を現す熟語で『楽』という漢字を多用するのか?
気になったので調べてみました。
■字源
元の字を「樂」とする新字体。
「木」に繭(まゆ)のかかる様を表し、櫟(くぬぎ)の木を意味。
木に鈴をつけた、祭礼用の楽器の象形(白川)。

■意義
1.音曲、かなでる。
2.たのしい、たのしむ。
上記のように記されていて
意外にも、『楽』は音楽に関係しているのです。
その基になった字は、中国渡来の文字「樂」です。
その意味するところは、一種の単純な構造の古代弦楽器です。
2200年位前の秦の始皇帝の文字大改革(篆書体)のときに
「樂」の字が確立しました。
一本の木の棒が有って、その先が二股になった部分に
弦(糸の意)を張った形状の文字です。
左右の「糸」は古代文字の二股に張った弦の部分を表し、
「白」は金文文字の調弦器を表し、「木」は甲骨文字の時代の
一本の木の棒の基になる部分を表し、楽器の台座になる部分です。
また『楽曲』という言葉があります。
楽器で『音』を鳴らし高く低く曲げ節をつけて『曲』になります。
そして『楽器』やそこから出てくる『音』は
人を楽しくさせるというところからも来ているそうです。
よって『楽』という言葉自体が『楽器を奏でる』という意味で
それにより『楽しい』と感じさせる事が『音楽』を差している。
楽器
楽譜
楽曲
楽団
楽章
楽典
器楽
洋楽
邦楽
他
然るに、『楽器を演奏する事は楽しい』という事が原点です。
普通に考えて『音を楽しむ』という意味かと思われます。
でも、『音』という漢字が付く熟語と『楽』という漢字が付く熟語は
音楽に関する言葉では『楽』の方が多いような気がします。
で、『楽』という漢字は「たのしい」とか「らく」という意味が一般的です。
どうして音楽を現す熟語で『楽』という漢字を多用するのか?
気になったので調べてみました。
■字源
元の字を「樂」とする新字体。
「木」に繭(まゆ)のかかる様を表し、櫟(くぬぎ)の木を意味。
木に鈴をつけた、祭礼用の楽器の象形(白川)。

■意義
1.音曲、かなでる。
2.たのしい、たのしむ。
上記のように記されていて
意外にも、『楽』は音楽に関係しているのです。
その基になった字は、中国渡来の文字「樂」です。
その意味するところは、一種の単純な構造の古代弦楽器です。
2200年位前の秦の始皇帝の文字大改革(篆書体)のときに
「樂」の字が確立しました。
一本の木の棒が有って、その先が二股になった部分に
弦(糸の意)を張った形状の文字です。
左右の「糸」は古代文字の二股に張った弦の部分を表し、
「白」は金文文字の調弦器を表し、「木」は甲骨文字の時代の
一本の木の棒の基になる部分を表し、楽器の台座になる部分です。
また『楽曲』という言葉があります。
楽器で『音』を鳴らし高く低く曲げ節をつけて『曲』になります。
そして『楽器』やそこから出てくる『音』は
人を楽しくさせるというところからも来ているそうです。
よって『楽』という言葉自体が『楽器を奏でる』という意味で
それにより『楽しい』と感じさせる事が『音楽』を差している。
楽器
楽譜
楽曲
楽団
楽章
楽典
器楽
洋楽
邦楽
他
然るに、『楽器を演奏する事は楽しい』という事が原点です。
スポンサーサイト
テーマ : ひとりごとのようなもの
ジャンル : 日記
Trackback
Comment