2011.09.24
LIVE REPORT
先日、スウェディッシュ・ジャズの人気ヴォーカリストの
マルガリータ・ベンクトソンと
スウェーデン・ジャズ界の若きリーダーの
ピアニストのマティアス・アルゴットソンとのデュオ・ライブを観に行って来た。

念願の東京駅近くの初コットンクラブ。

入り口より赤絨毯を敷き詰め
雰囲気も1920年代の禁酒法時代の
ニューヨークハーレム地区にあった
名高い高級ナイトクラブのようー

あのデューク・エリントン楽団が今にも演奏しそうなステージ。
本場コットンクラブはギャングとして名高いオウニー・マドゥンが
シンシン刑務所入所中の1923年に経営権を握り
スタッフと演奏者は全て黒人(アフリカ系アメリカ人)であった。

そして今回ののジャズ・ボーカリスト
マルガリータ・ベンクトソンはスウェーデンの
“ザ・リアル・グループ”のメンバーとして活躍したのち独立。
その優雅な佇まい、美しいソプラノの歌声に艶やかなルックスで人気を集めている。
はじめてライブを観たが
歌唱力を発揮してかスキャットを多用していた。
<ルイ・アームストロングが第一人者として知られ歌詞を忘れてしまい適当な言葉で歌った歌唱法の起こりだという>
声を楽器のように操る発声であり
アドリブで効果的に利用されていれば更に良いであろう。



大きななシャンデリアには音符の形が飾られている。

自家製ピクルスの盛り合わせ。
エシャロット、パプリカ、カリフラワー、ヤングコーンが
酢と相俟って、さっぱりして抜群の美味!
ここでスウェーデンの紹介。
なかなか素晴らしい国です。
バルト海に面していて対岸の諸国からの
汚染の影響を被ることに気がついたのです。
環境問題に早くから取り組み
地球温暖化のためのCO2削減にも国全体で成果を出しているスウェーデン。

スウェーデンは、国土の多くを森と湖が占め
自然とともに生きてきたという歴史的な背景もあって
環境問題には国民も深い関心を寄せていたのです。

地域冷暖房の発達には
現在は盛んな林業の副産物由来のバイオマス燃料や
生ゴミの処理によるバイオマスエネルギーの比率が大きくなっている。
それからスウェーデンといえば
ノーベル賞で知られるアルフレッド・ノーベルが設立した火薬メーカーのノーベル社。

映画では、20世紀映画の巨匠で生涯46作を監督し
偉大な三大映画監督に上げられるイングマール・ベルイマン。
(黒澤明監督とフェデリコ・フェリー二監督と並び評される)

それから私の好きな「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」
「ギルバート・グレイプ 」「サイダーハウス・ルール」を製作したラッセ・ハルストレム監督。
現在、『親愛なるきみへ』上映中!
「アバター」の8週連続1位を阻止した本作。
心が暖かくなる映画で映像も美しいー

音楽では、1970年後半のABBAが世界中を席巻した。
男女4人グループである。 1970年代半ばから1980年代初頭にかけて活躍し
シングル&アルバムの総売り上げは3億7000万枚を超える。
ちなみに先程紹介したラッセ・ハルストレム監督が
ドキュメンタリー映画『ABBA THE MOVIE』を撮影し出世作品となる。

そして何より福祉が充実している。
社会保障制度が整い、税金制度や高齢者福祉など、
低所得者層、高齢者、障害者、失業者等、社会的弱者も
あるレベル以上の生活をすることが保障される。
国税収入に占める消費税収入の割合をみると
約22%と、まったく同程度であるという。
これは、日本の消費税が全てに課税されているのに対し
スウェーデンは医療・教育から住宅取得・不動産・金融など幅広い非課税項目があること
食料品や医薬品など、生活必需品は軽減税率をとっている事が意味する。
“高福祉・高負担”国家と言われているスウェーデンよりも
日本は“高負担”を強いられている“低福祉・高負担”国家である。
どちらが良いかは答えるまでもない。
マルガリータ・ベンクトソンと
スウェーデン・ジャズ界の若きリーダーの
ピアニストのマティアス・アルゴットソンとのデュオ・ライブを観に行って来た。

念願の東京駅近くの初コットンクラブ。

入り口より赤絨毯を敷き詰め
雰囲気も1920年代の禁酒法時代の
ニューヨークハーレム地区にあった
名高い高級ナイトクラブのようー

あのデューク・エリントン楽団が今にも演奏しそうなステージ。
本場コットンクラブはギャングとして名高いオウニー・マドゥンが
シンシン刑務所入所中の1923年に経営権を握り
スタッフと演奏者は全て黒人(アフリカ系アメリカ人)であった。

そして今回ののジャズ・ボーカリスト
マルガリータ・ベンクトソンはスウェーデンの
“ザ・リアル・グループ”のメンバーとして活躍したのち独立。
その優雅な佇まい、美しいソプラノの歌声に艶やかなルックスで人気を集めている。
はじめてライブを観たが
歌唱力を発揮してかスキャットを多用していた。
<ルイ・アームストロングが第一人者として知られ歌詞を忘れてしまい適当な言葉で歌った歌唱法の起こりだという>
声を楽器のように操る発声であり
アドリブで効果的に利用されていれば更に良いであろう。



大きななシャンデリアには音符の形が飾られている。

自家製ピクルスの盛り合わせ。
エシャロット、パプリカ、カリフラワー、ヤングコーンが
酢と相俟って、さっぱりして抜群の美味!
ここでスウェーデンの紹介。
なかなか素晴らしい国です。
バルト海に面していて対岸の諸国からの
汚染の影響を被ることに気がついたのです。
環境問題に早くから取り組み
地球温暖化のためのCO2削減にも国全体で成果を出しているスウェーデン。

スウェーデンは、国土の多くを森と湖が占め
自然とともに生きてきたという歴史的な背景もあって
環境問題には国民も深い関心を寄せていたのです。

地域冷暖房の発達には
現在は盛んな林業の副産物由来のバイオマス燃料や
生ゴミの処理によるバイオマスエネルギーの比率が大きくなっている。
それからスウェーデンといえば
ノーベル賞で知られるアルフレッド・ノーベルが設立した火薬メーカーのノーベル社。

映画では、20世紀映画の巨匠で生涯46作を監督し
偉大な三大映画監督に上げられるイングマール・ベルイマン。
(黒澤明監督とフェデリコ・フェリー二監督と並び評される)

それから私の好きな「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」
「ギルバート・グレイプ 」「サイダーハウス・ルール」を製作したラッセ・ハルストレム監督。
現在、『親愛なるきみへ』上映中!
「アバター」の8週連続1位を阻止した本作。
心が暖かくなる映画で映像も美しいー

音楽では、1970年後半のABBAが世界中を席巻した。
男女4人グループである。 1970年代半ばから1980年代初頭にかけて活躍し
シングル&アルバムの総売り上げは3億7000万枚を超える。
ちなみに先程紹介したラッセ・ハルストレム監督が
ドキュメンタリー映画『ABBA THE MOVIE』を撮影し出世作品となる。

そして何より福祉が充実している。
社会保障制度が整い、税金制度や高齢者福祉など、
低所得者層、高齢者、障害者、失業者等、社会的弱者も
あるレベル以上の生活をすることが保障される。
国税収入に占める消費税収入の割合をみると
約22%と、まったく同程度であるという。
これは、日本の消費税が全てに課税されているのに対し
スウェーデンは医療・教育から住宅取得・不動産・金融など幅広い非課税項目があること
食料品や医薬品など、生活必需品は軽減税率をとっている事が意味する。
“高福祉・高負担”国家と言われているスウェーデンよりも
日本は“高負担”を強いられている“低福祉・高負担”国家である。
どちらが良いかは答えるまでもない。
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