2012湯河原温泉オレンジマラソンREPORT
今日、湯河原センター近くで開催された
湯河原温泉オレンジマラソンの10Kmの部に参加してきました。
気温も高く風も強くマラソン日和ではありませんでして
しかも最初の3Km近い登り坂の所が最悪の逆風。
今迄何度か走っているコースの中でも
最高の急勾配と距離の登り坂が続く過酷な難関コース。
いきなりの試練ー
前半の登り坂で飛ばし過ぎないようセーブし
下りに入りロングスパートをかけましたが
8km近くで体力を消耗し力尽きるー
結果は10kmの部で2105人の参加中432位。
タイムは50分22秒。
10kmは初めてなのでタイム的に参考記録としてですが
でも、キツいコースだけに格別なモノがあります。
今回の最高齢の参加者で88歳の方が
いらっしゃると聞き、いつも思うのですが
年輩の方々の体力・精神力には感服します。
また、その速さには驚きを隠せませんが
私の年齢なら、まだまだやれるのではないかと
自責の念にかられます。
そして、マラソン参加者に恒例の汁物んお無料配布。
残念ながら、私の楽しみにしていた『豚汁』ではなく
『ワカメと油揚げのみそ汁』でした。
ゴールした後で疲れているのに、こんなに行列。
それでもゴールした後は汁モノを飲みたいんです(笑)
味噌汁は何とも言えぬ、またいつもと違う美味しさ。
あと参加者プレゼントとしてリュックを頂きました。
開けてビックリ、リュックの中には湯河原名産オレンジが2つ入っていた。
とても美味しそうで、お心使い嬉しい限りです。
湯河原の名産で手前から、とても美味しそうなゴールデンオレンジ
青島みかん、ネーブル、デコポン、はっさくが販売されていました。。
そしてなんと今回は、嬉しい湯河原温泉無料券付き。
疲れた体を癒しにシャトルバスで行って来ました。
かなり山の上の方にある『こごめの湯』という温泉です。
奥床しい温泉場の趣がある。
身体が朦朧としながらも登り坂を上がって到着です。
皆、同じ所だと混雑するので、場所を振り分けているらしく
私の指定された温泉は湯河原では有名な温泉館との事。
他の違う温泉館に行かれた方に聴いたのですが
とても狭い所で内風呂のみという事でした。
『こごめの湯』は内風呂も広く露天風呂もあり快適。
極楽です・・・
そして、湯河原名物の『坦々やきそば』町の各店で
独自の辛い柑橘系が温泉卵がのった焼きそば。
今回の特典としてー
嬉しい計らいですね。
これも、走ってる時から楽しみにしていた冷えたビールと一緒に。
感慨無量です・・・
そして帰りに、『こごめの湯』の入り口に狸の像が2体いた。
これには意味があるそうで、その逸話をご紹介します。
山間の地、この湯河原に一匹の雄狸が居りました。
ある日の事、土地の人達が狩猟の弓で狸を傷つけてしまいました。
雄狸は山間を流れる河原に湯の湧き出る所を見つけ傷を癒していると、
同じように足に火傷を負った雌狸が浸かりにやって来ました。
二匹の狸は来る日も来る日も傷を癒しに通ううちに恋仲になり、
やがて傷も治り晴れて夫婦となりました。
二匹はこの湯のご恩を忘れる事なく人に化けては湯河原の温泉の
すばらしさを説き旅人の願を叶え、福をもたらす神の使いとなり、
今でも湯を守り続けている。
という話があるそうで、ここから『坦々焼きそば』が生まれたという。
たんたん狸の~という童話からきているという。
疲れも取れ、近くの万葉公園を散策。
湯河原は日露戦争での傷を癒した保養地として
利用されたという。かの東郷平八郎も静養したとか。
そこで東郷平八郎を紹介します。
日本海軍の司令官として日清及び日露戦争の勝利に大きく貢献した。
世界的にも彼は英雄として崇拝されていたという。
個人的にこの事に関しては、以前から関心があったので詳しく調べてみたい。
そして彼の名言です。
『天は正義に与し、神は至誠に感ず』
とても大きな仕事を成し遂げた方なので、深い言葉で胸に留めておきたいです。
小径を歩いていると川のせせらぎが聞こえ渓流にでました。
歴史のある町でもあり、自然が心地の良い場所です。
帰りに歩いて帰ると、五所神社の道向かいに
私の好きな巨樹があり、異彩を放つオーラを感じた。
■楠木
■樹齢800年以上
■根回り15.6m
鎌倉時代から生きているというから本当に尊敬の念を表します。
800年生きるという事、マラソンランナーの忍耐力どころではないですね。
鎌倉時代といえば西洋音楽の世界で云えば
グレゴリア聖歌が大成し、それにともない協会旋法も確立された。
そして多声音楽が発展し五線譜に発展する記譜を確立する。
ミンネジンガー<恋愛歌曲>(ドイツ)トルヴェール(北フランス)などの世俗音楽も発生。
西洋音楽の原点となる宗教音楽が生まれ確立された時代。
とても興味があります。
日頃あまり下り坂を長く走る練習をしていないので
明日の筋肉痛が恐ろしい。
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