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ピアノと映画 Vol.2

あらためて選りすぐりのピアノの映画を紹介します。
スイス映画の『僕のピアノコンツェルト』2006年公開。

teo-prim.jpg

音楽と学問に並外れた才能を発揮する少年ヴィトス(テオ・ゲオルギュー)。
天才扱いされて育つ彼が普通の子供でいられたのは
大好きなおじいさん(ブルーノ・ガンツ)と過ごした時間だけだった。
『ベルリン・天使の詩』『ヒトラー/最後の12日間』で渋い演技の
名優ブルーノ・ガンツがおじいさん役。

photo_13_hires-1.jpg

何を隠そう、テオ本人も弱冠15歳で、すでにプロとして
世界各国で数々のコンサートをこなしている天才ピアニスト。
2004年サンマリノ国際ピアノコンクールで優勝
同年ドイツ・ワイマールで行われたフランツ・リストコンクールでも優勝。
現在はロンドンの名門音楽学校、パーセル・スクールに在学中。

vitus3VITUS.jpg

見所は、主人公の12歳のヴィトス少年のピアノ演奏です。
主人公を演じるテオ・ゲオルギューは本物の神童ピアニストで
映画での演奏も吹き替えなしで本人が弾いてます。
バッハのゴルトベルグ変奏曲、シューマンのピアノ協奏曲などを
楽々と弾きこなす姿はまさに圧巻です。


テオ・ゲオルギューも小さいのに素晴らしい演奏をしますけども
なんといっても音楽界の天才といえばモーツァルト。

彼は5歳のときには 最初の作曲を行う(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。
13歳~15歳の時に作曲者であり教師でもあったジョバンニ・バッティスタ・マルティーニ神父に
対位法やポリフォニーの技法を学び
その後、楽譜が残っている曲が626曲もある。


既存しているモノを真似て
完璧に表現する素晴らしいケースもありますが
やっぱり新しいモノを創造する能力こそ
天才であると私は確信しています。


人のモノをマネて成功する人より
今迄に無いモノを生み出していく人こそ
賞賛されるべきであり最も偉大である。



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テーマ : ひとりごとのようなもの
ジャンル : 日記

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