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Cinema Music Vol.3

久しぶりのお薦めのサントラ紹介です。

i am sam

演技派俳優ショーン・ペンの『i am sam』
知的障害を持つ父親と、幼い娘との純粋な愛の心温まる映画です。
なんと、ビートルズのカバー曲を全編にて使用。
そんなに極端なアレンジはなく
原曲を壊さず大事にしている感あり。

やっぱりオリジナル曲が一番ですが
原曲が良いので聴き応えあります。
ビートルズの曲は永遠に不滅ですね。

kamiyui.jpg

次に、私の大好きなパトリス・ルコント監督の『髪結いの亭主』
しっとりとした深い大人の映画です。
が、最後は・・フランス映画得意のハッピーエンドでは終わらず・・

曲はアカデミー賞のオスカー3賞受賞『ピアノレッスン』の
マイケル・ナイマン作曲でとても美しい旋律を奏でている。
ただ、サントラはアラブ・ミュージックと交互に編集され
美しい流れが妨害がされていて残念。
ジョン・レノンの『ダブル・ファンタジー』のオノ・ヨーコを思い出させる。

それから、

sikeidai.jpg

ルイ・マル監督の『死刑台のエレベーター』
主演はジャンヌ.モロー。
これもフランス映画でヌーベルヴァーグの名作。
かつシネマ・ジャズの最高峰とも呼ばれる。
ジャズ・トランぺッターのマイルス・デイヴィスが
フランス・ツアーで手がけた最初の映画音楽。

クールで張詰めた緊張感のある演奏が映像にマッチしていて
このサスペンス映画の悲劇的な雰囲気は
マイルスによって演奏効果が見事に画面にでている。

最後に

tiisana koi

1971年のイギリス映画『小さな恋のメロディ』
なんと脚本が社会派監督のアラン・パーカーなんです。
これには驚きました。この作品で映画デビューしたそう。

子供の世界の話でストーリーは大した事は無いのですが
ビー・ジーズの名曲『イン・ザ・モーニング』『メロディ・フェア』『若葉のころ』
クロスビー、スティル、ナッシュ&ヤングの『TEACH YOUR CHILDREN』
彼等の挿入歌が最高で、美しいメロディによって絶妙の効果をだしている。

映画と音楽の相互関係は相乗効果がある。


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